結論から言うと、障害者手帳の申請自体には費用はかかりません。
申請書類の提出や手帳の発行、交付に関しては、すべて無料で対応されます。
ただし「診断書の作成費用」は自己負担が基本
唯一かかる可能性があるのが、医師の診断書の作成費用です。障害者手帳の申請には、以下のような医師の意見書や診断書の提出が必要になります。
- 身体障害者手帳:指定医による診断書
- 精神障害者保健福祉手帳:精神科医による診断書(もしくは障害年金証書など)
- 療育手帳:自治体の指定する機関での判定(費用がかからないことが多い)
診断書の作成には、病院によって差はありますが、数千円〜1万円前後の費用がかかることが一般的です。
地域によっては助成制度がある場合も
一部の自治体では、診断書作成費用の助成制度が用意されている場合があります。特に生活保護を受けている場合や、低所得世帯向けに支援があることもあるため、申請前に市区町村の障害福祉課に相談するのがおすすめです。
まとめ
- 障害者手帳の申請や発行自体は無料。
- 診断書の作成費用は自己負担(数千円〜1万円程度)。
- 自治体によっては助成制度もあるので、事前に確認しておくと安心です。
何にどれだけ費用がかかるのか心配な方は、まずはお住まいの自治体窓口に相談すると、最新かつ正確な情報が得られます。
