障害者手帳を申請する際、または更新時には「本人の顔写真」が必要になります。
ここでは、提出する写真のサイズや注意点について詳しく解説します。
写真サイズの基本
障害者手帳に必要な写真サイズは、基本的に「縦4cm × 横3cm(40mm × 30mm)」です。これは一般的な証明写真(履歴書などで使われるサイズ)と同じで、多くの自治体でも共通して使われています。
ただし、一部の市区町村では微妙に異なるサイズを指定している場合があるので、申請前に必ずお住まいの自治体のホームページや窓口で確認しましょう。
写真の条件と注意点
サイズだけでなく、写真には以下のような条件があります。
- 申請日から6か月以内に撮影されたもの
- 正面を向いていて、帽子やサングラスなどを着用していないこと
- 背景は無地(白や青などが望ましい)
- 顔全体がはっきり写っていること
スマホで撮った写真をプリントして使うことも可能ですが、光の当たり具合や背景に注意し、証明写真として適切なクオリティである必要があります。コンビニの証明写真機や、スマホ連動型のアプリを使うと便利です。
写真の提出方法
申請書と一緒に紙で提出する場合が多いですが、一部の自治体ではデジタルデータでの提出を受け付けていることもあります。オンライン申請が可能な場合、画像のファイル形式や容量の指定があるので、それに従ってください。
写真に関するよくある質問
「写真の背景に影が入ってしまったけど大丈夫?」
基本的には、顔が明るくはっきりしていれば問題ないとされていますが、影が強く顔が見えにくい場合は再提出になることもあります。
「笑顔でもいいの?」
軽く微笑む程度であれば問題ありませんが、大きく口を開けて笑った写真は避けましょう。公的な書類としての写真であることを意識してください。
まとめ
障害者手帳に使う写真は、「縦4cm × 横3cm」の証明写真サイズが基本です。ただし自治体によって細かな指定があることもあるため、事前に確認することが大切です。また、顔がはっきり見えることや無背景であることなど、いくつかのルールがありますので、それを守って撮影・提出するようにしましょう。
