病院に行くときや、買い物、お出かけのときなど、移動に電車やバスを使う人も多いと思います。
でも、何回も使っていると、交通費ってけっこう高くなりますよね。
そんなときに使えるのが「障がい者手帳」です。
実は、この手帳を持っていると、電車やバス、飛行機などで割引を受けることができるんです。
今回は始めての人でもわかりやすいように、どんな交通でどんなふうに割引が使えるかを紹介して行きたいと思います。
もくじ
どんな乗りものが安くなるの?

障がい者手帳を見せるだけで、いろんな乗りものが安くなります。

JR(全国の電車)
JRの電車では、きっぷの料金が割引になります。
注意点↓
- 「第1種」の手帳を持っている人は、付き添いの人(1人)も一緒に半額になります。
- 特急やグリーン車の料金は安くなりません。
- 窓口で手帳を見せる必要があり、自動券売機では割引が使えません。
私鉄・バス(地域の電車やバス)
私鉄・バスでも、割引を受けれる場合があります。
注意点↓
- 会社や地域によって、ルールが少しちがいます。
- 東京では、都営バスや地下鉄が安くなります。
- 住んでいる市や町によっては、「福祉乗車証」というカードをもらえて、バスが無料になることもあります。
くわしいことは、市役所やバス会社のホームページで確認しましょう。
飛行機・船・タクシー
飛行機などでも、割引を受けることができます。
注意点↓
- JALやANAなどの飛行機では、障がい者用の安い運賃があります。
- フェリーや観光船でも、安くなることが多いです。
- タクシーも、手帳や「割引証明書」を見せると、割引きになります。
どうやって使えばいいの?

割引を使うには、次のような方法があります。
- きっぷを買うときに、窓口で手帳を見せる
- ネットや券売機で買うと、割引にならないことがあるので注意
- 「ミライロID」というアプリで、スマホで手帳の代わりに見せられる場合もある(使えないところもある)
よくある質問

一緒に行く人も安くなるの?
手帳の種類によってm付き添いの人1人も一緒に割引になります。
ただし会社によって違いがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
ICカードや定期券でも使える?
- 使える地域もあります。
- 駅や市役所の窓口で申しこみが必要で、写真がいることもあります。
新幹線や特急も安くなる?
- 基本の運賃は安くなりますが、特急料金やグリーン車の料金は割引されません。
まとめ
障がい者手帳があると、電車やバス、飛行機などが安く使えるようになります。

交通費をおさえられると、もっと気軽に出かけられますよね。
まずは、自分がよく使う電車やバスが割引に対応しているか、調べてみましょう。
遠慮せずに、使える制度はどんどん使っていきましょう!